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ギターの自宅録音(宅録)、こんなことで止まっていませんか?- 何を買えばいいか分からない(機材が多すぎる)
- 弾くと遅れる/プチプチノイズが出る(レイテンシー問題)
- 録れたけど曲っぽくならない(音量・こもり・抜けない)
この記事を読めば、ここまで解決できます。
- 録音の最低限セットが決まる
- 迷ったらOKな初期設定(数値)が分かる
- 最初の8小節を録って、書き出せるようになる
結論だけ先に:ギタリストが最短で“1曲を録れる”最低ライン
| 機材 |
|
|---|---|
| 設定(まずこれで固定) |
|
| 手順(8小節だけ) |
|
なぜ自宅録音はつまずく?原因は3つだけ
- 必要な機材が分からない
- 設定の“正解”が見えない(数字が怖い)
- 最初の完成体験がない(録って終わりになる)
この記事は、この3つを順番に潰していきます。
1)まずはこれだけ:最低限の機材6つ
ギタリストの宅録で、最初に必要なのは“豪華な機材”ではなく最低限の道具です。
| 機材 | 無いと困ること | 最低条件 |
|---|---|---|
| オーディオIF できれば2in/2out |
ギターをPCに録音できない | Hi-Z(INST)入力 / ヘッドホン端子 / ダイレクトモニタリング |
| ヘッドホン | 録音の確認ができない/音漏れ | できれば密閉型 / 長時間OK |
| DAW(録音ソフト) | 録音・編集・書き出しができない | オーディオ録音 / 書き出し / プラグイン対応 |
| アンプシミュレーター(ソフト) | ギターが“素の音”になる | まずは付属/無料でもOK |
| PC | DAWが動かない | メモリ8GB以上(推奨16GB)/ SSD推奨 |
| ギター+シールド | 入力できない | 普段のものでOK |
最初はスピーカー不要です。まずはヘッドホンで「録る→重ねる→書き出す」を1回やってください。ここが最短ルートです。
最初のオーディオIFはこのあたりを選べば失敗しにくい
- Focusrite Scarlett 2i2 / Solo
- MOTU M2
- YAMAHA URX22C
- PRESONUS Studio 24c
※“型番で覚える”より、上の表の最低条件を満たすかで判断する方が失敗しにくいです。
2)接続はこれだけ。図で覚えると一瞬で終わる

つまずく人の多くは「どこで音が変換されてるか」が分からなくなります。ギター→IF→DAWだけ覚えればOKです。
3)遅れ(レイテンシー)問題:設定は3つだけ見ればいい
① サンプルレート / ビット深度(迷ったらこれ)
- 48kHz / 24bit
重要なのは「高音質」より、オーディオIFとDAWで設定が一致していることです。
Wikipedia:サンプリング周波数② バッファサイズ(録音時の目安)
- 録音時:64〜128
- ミックス時:256〜512
| バッファ(samples) | 48kHz片道の目安 | 使いどころ |
|---|---|---|
| 64 | 約1.3ms | 録音おすすめ |
| 128 | 約2.7ms | 録音(無難) |
| 256 | 約5.3ms | ミックス寄り |
| 512 | 約10.7ms | 重い処理向き |
※数値は理論上の目安です。遅い→下げる/プチプチ→上げるで調整します。
遅い → バッファを下げる。プチプチする → バッファを上げる。まずはこれだけで解決することが多いです。
③ 入力レベル(これを外すと音が崩れる)
ギター録音の最初の目安は、ピーク -12〜-6 dBFSです。
- 小さすぎる → 後で持ち上げるとノイズも増える
- 大きすぎる → 0dBFS付近でデジタル歪み(やり直し)
4)最初の“成功体験”:8小節だけ作って書き出す(15分)
ここが一番大事です。1曲全部じゃなくていいので、まず8小節だけ「曲の形」を作ります。
① プロジェクトを作る
- DAWで新規プロジェクトを作る(48kHz/24bit)
- テンポ設定(例:120BPM)
- ドラムを8小節だけ置く(ループ素材でもOK)
② ギターを録れる状態にする
- ギタートラック作成→入力をHi-Zに
- 入力ピークを -12〜-6dBFSに合わせる
- 録音時バッファ64〜128にする
- アンプシミュレーターを挿して、まずクリーン〜軽いクランチ
③ 2テイク録って書き出す
- バッキングを1回録る
- 同じフレーズをもう1回録って、左右に振る(コピペ禁止)
- WAVで書き出す(完成)
5)録れた音が“曲っぽくならない”を直す:最小ミックス3手
「こもり」は、低〜中低域が多すぎてモヤっと聞こえる状態のことです。
EQは音の“帯域バランス”を整える道具で、最初は削る(カット)だけで十分です。
※Hz(ヘルツ)は音の高さの目安。数字が小さいほど低音です。下の数値は“最初の基準”として使ってください。
手①:低域を切る(こもりの9割はここ)
- ハイパス:80〜100Hz
手②:もこもこを少し削る
- 200〜300Hz:-2〜-4dB(こもるなら)
手③:左右に分けて幅を作る
- Rhythm L/R:まずL100/R100(広すぎたら80/80)
コンプは余裕があればでOK。最初はEQとパンだけで、十分“曲”になります。
6)よくある詰まりポイント(ここだけ見れば戻れる)
音が入らない
- 入力がHi-Z(INST)か?
- DAWの入力先が合っているか?
- トラックの入力モニターがONか?
遅い / プチプチする
- 遅い → バッファを下げる(録音は64〜128)
- プチプチ → バッファを上げる(128→256)
- 録音中は重いリバーブ等をOFF
こもる / 抜けない
- 80〜100Hzを切る
- 200〜300Hzを少し削る
- 歪みを盛りすぎていないか見直す(意外と効く)
最後に:チェックリスト(保存推奨)
- 48kHz / 24bit
- 録音時バッファ:64〜128
- 入力ピーク:-12〜-6 dBFS
- 8小節だけ録ってWAVで書き出し(まず完成させる)
最初は1曲全部じゃなくてOK。8小節で完成体験を作るのが最短です。
FAQ
Q. スピーカーは最初から必要?
A. 最初の1曲はヘッドホンで十分です。
Q. 44.1kHzと48kHzはどっち?
A. 基本は48kHz/24bitで統一してください。44.1kHzでも録れますが、迷うなら48kHzでOKです。IFとDAWの設定を一致させるのが重要です。
Q. アンプシミュレーターは有料が必須?
A. 最初は付属/無料で十分。まず「録る→重ねる→書き出す」を経験してから、必要ならグレードアップが一番ムダがありません。
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- DAWの選び方:体験版30分で相性を決める(準備中)
- ギターをDTMに馴染ませる:浮く原因と解決策(準備中)

