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曲の合間にチューニングしたい。でも、アンプからチューニングの音を出したくない。そんな場面で役立つのが、足元で音を止められるペダル型チューナーです。
電池で持ち出し、バッファーの切替が要らないならBOSS TU-3。TU-3と同じチューニング機能でバイパスを切り替えたいならTU-3Wです。表示を4種類から選びたいならKORG pitchblack X、ボードの空きを優先するならTC Electronic POLYTUNE 3 MINIも比べます。本体の予算は1万〜2.2万円程度を目安に、電源とプラグを挿したときの置き場所まで見て選びます。
ペダル型チューナーが役立つのは、足元で音を止めたいとき
クリップ型はヘッドに付けるだけで使えます。一方、ペダル型はギターとアンプの間へつなぎ、スイッチを踏んでチューニングします。演奏中にヘッドへ手を伸ばさず、ケーブルを挿したまま使えるのが利点です。
特に、曲間やギターの持ち替えでチューニング中の音をミュートしたいなら、ペダル型を選ぶ理由がはっきりします。ミュートされる出力端子や設定は機種ごとに異なるため、アンプへつなぐ端子も合わせて選びます。
スイッチでチューニングへ→アンプ
ミュートされる出力へ
演奏へ戻るときは、もう一度スイッチを踏みます。画面は製品表示の再現ではなく、信号の流れを示す図です。
自宅で弦を合わせるだけなら、手持ちのクリップ型でも十分です。マルチエフェクターに使いやすいチューナーが入っているなら、専用機を増やす前にその機能を試してみてください。
表示・サイズ・電源・バイパスの順に絞る
まず考えたいのは、足元に置いた状態で表示を読めるかです。針に近い表示、流れるストロボ表示、複数弦をまとめて見る表示では、ずれの読み取り方が違います。精度の数字だけを比べるより、どの表示なら短時間で合わせられるかを基準にすると選びやすくなります。
小さな本体は狭いボードに便利ですが、表示部や隣のスイッチとの距離も小さくなります。本体寸法に加えて、左右のプラグを挿す場所と踏む足の幅まで空けておきましょう。
電池で使いたいなら、電池に対応した機種を選びます。POLYTUNE 3 MINIは外部電源が必要です。外部電源を使う場合も、端子の極性と必要な電流を説明書に合わせます。
定番ペダル型チューナー4機種の違い
電池と標準サイズならTU-3、小ささならPOLYTUNE 3 MINIが比較の出発点です。表示モードやバイパスの切替まで使いたいなら、pitchblack XとTU-3Wも見ていきます。
横にスクロールして比較できます。
| 機種 | 選ぶ理由 | 電源・バイパスの注意 | 本体の予算感 |
|---|---|---|---|
| BOSS TU-3 | 21セグメントの表示、電池駆動 | バッファードバイパス。切替はなし | 1.5万円前後 |
| KORG pitchblack X | 4種類の表示モード | 電池対応。バッファー/トゥルーバイパス切替 | 1.5万円前後 |
| POLYTUNE 3 MINI | 小型本体、複数弦をまとめて確認 | 外部電源専用。バイパスと表示の設定あり | 1万〜2万円 |
| BOSS TU-3W | TU-3のチューニング機能とバイパス切替 | 電池対応。精度だけを理由に買い替えない | 2万円前後 |
BOSS TU-3|電池でも使える標準サイズ
電源を用意せず単体で持ち出すこともあり、足元でミュートしてチューニングしたいならTU-3です。21セグメントの表示に、中央へ合わせるセントモードと光の流れで合わせるストリームモードがあります。屋外向けの高輝度モードも備えています。
本体は幅73×奥行129×高さ59mm。小型化を優先する機種ではありませんが、ボードの空きとスイッチの踏みやすさを考える基準にできます。
バイパス方式はバッファードです。バッファーを切り替えたい場合はTU-3Wなどへ。接続と表示の操作はBOSSのTU-3公式ページから説明書を読めます。
KORG pitchblack X|表示方法を選びたい人へ
レギュラー、ストロボ、ハーフストロボ、ミラーの4モードから、合わせやすい表示を選べます。流れる表示で細かく追い込みたい人と、中央へ寄せる表示で合わせたい人の両方が比較できる機種です。
ULTRA BUFFERとトゥルーバイパスを切り替えられ、9V電池にも対応します。メーカーの±0.1セントという精度表示はストロボモードの条件です。表示モードの違いと切り離して数字だけを見るのは避けましょう。
ここで紹介するのは標準サイズのpitchblack Xです。X miniやXSとは寸法・電源の条件が違います。各モードはKORGの製品説明で確認できます。
TC Electronic POLYTUNE 3 MINI|省スペースと複数弦表示
ボードの空きが少なく、6本の弦のずれをまとめて見たいならPOLYTUNE 3 MINIです。複数弦を鳴らして全体を確認し、ずれている弦を1本ずつ合わせる使い方ができます。
バッファーの有無や常時表示を設定できる点も特徴です。ただし小型本体は電池を入れる構造ではないため、外部電源を用意します。小ささだけで決めず、プラグを挿した幅や隣のペダルとの距離まで見てください。
複数弦表示を、あらゆる変則チューニングに対応する機能と考えないことも大切です。用途が特殊な場合は対応モードをTC Electronicの製品ページと説明書で照合してから選びましょう。
BOSS TU-3W|TUシリーズの操作でバイパスを切り替える
TU-3の表示や操作が合い、そのままバイパスの選択肢を増やしたいならTU-3Wです。TU-3のチューニング機能を引き継ぎ、バッファーを通すかトゥルーバイパスにするかを選べます。
本体サイズはTU-3と同じです。電池を使う条件も含めて比較できますが、価格差の中心を「さらに正確に合わせられるから」と説明する機種ではありません。
すでにTU-3で困っていなければ、買い替える理由はバイパスの切替を使うかどうかです。設計と機能の違いはBOSSのTU-3W公式ページにまとまっています。
接続では、ファズとミュートされる出力に注意
基本はギターの近くへ置き、歪みや空間系の効果を加える前の信号で合わせます。ただし、ギターからの信号を直接受けることが音の反応に関わるファズでは、前段のバッファーが組み合わせに影響することがあります。
ファズの前へ置く場合は、その機種の接続条件を優先してください。バッファーを切れるチューナーを選ぶ方法もあります。すべてのファズで同じ問題が起きるわけではありません。
ファズも一緒に使う方は、Big Muff系とFuzz Face系の違いと接続の考え方もご覧ください。ギターのボリュームを絞ったときの反応を、チューナーの有無で比べる際の確認点をまとめています。
ミュートも、端子を間違えると狙いどおりになりません。たとえばTU-3ではOUTPUTがチューニング中にミュートされ、BYPASSは信号を出し続けます。アンプへつなぐ端子を先に確かめましょう。
ペダルを単体で増やすなら、ギターから本体、本体からアンプの2本のシールドが必要です。ボードへ組み込むなら接続用の短いケーブルも含めて、置き場所と電源を決めておくと買い足しを減らせます。
チューニングの手順と、クリップ型の選び方も確認する
ペダル型の利点は操作場所とミュートです。音名の読み方と弦を合わせる手順は、チューナーの形が変わっても共通です。機種を決めたら、通常のチューニングや半音下げの手順も押さえておきましょう。

