自宅用ギターワイヤレス3選|WL-20・WL-20L・Xvive A24の選び方

ギターワイヤレス、相性と充電で選ぶの文字と送受信機のイラスト ギター

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椅子を引くたびにシールドが引っ掛かる。立って弾こうとすると、足元のケーブルが気になる。自宅でも、ギターをワイヤレスにすると片付けや持ち替えが楽になります。

今回はBOSS WL-20・WL-20Lと、Xvive A24を比較します。選ぶときは伝送距離の長さより、自分の楽器に合うか、どんな音の特性が必要か、無理なく充電できるかを先に考えてみてください。

自宅用ギターワイヤレスは、楽器との相性から選ぶ

WL-20とWL-20Lの主な違いは、ケーブルを使ったときの音の変化を再現する機能です。WL-20LはWL-20の安価版ではなく、その機能を省いたモデルです。A24は入力モードを切り替えられ、USB-Cで充電できます。

手持ちの楽器と充電方法から比べる
機種選ぶ条件ケーブル特性の再現公称遅延充電端子
BOSS WL-20パッシブ楽器でケーブル使用時の特性も残したい3mケーブル相当2.3ミリ秒Micro USB
BOSS WL-20Lアクティブ楽器などで特性の再現が不要なし2.3ミリ秒Micro USB
Xvive A24入力モード切替やUSB-C充電を使いたい同じ機能を持つ製品としては比較しない5ミリ秒USB-C

いずれも送信機と受信機を一組で使います。予算は2万〜3万円前後を見て、充電用の電源をすでに持っているかも確かめましょう。

WL-20とWL-20L|ケーブルを使った音の変化が必要かで選ぶ

パッシブのギターでケーブルを使うと、ケーブルの特性によって高域の響きが変わります。WL-20は、3mのギターケーブルを使ったときの特性を再現します。有線の音の傾向を残して無線化したい方には、WL-20がおすすめです。

一方、アクティブピックアップやプリアンプを備える楽器など、同じ特性の再現を必要としない用途にはWL-20Lを比べてください。アクティブだから必ずWL-20Lで動作する、という意味ではありません。楽器の回路やジャックの例外もあります。

接続設定は、送信機を受信機へ約10秒ドッキングさせて行います。自動で接続を設定するので、使い始めに複雑な周波数設定をしたくない方にも向いています。

楽器への適合は、BOSS製品ページの「使用可能なギターについて」から確認できます。購入前に、手持ちの型番が例外に該当しないかを確かめてください。

Xvive A24|USB-C充電と、入力モードの切替を使う

A24は、国内ではXV-A24という型番で販売される2.4GHzのワイヤレスです。USB-Cで充電したい方、パッシブとアクティブの入力を切り替えて使いたい方におすすめです。海外のA58とは異なるモデルなので、型番を混ぜて選ばないようにしましょう。

アクティブモードは、送信機のチャンネルボタンを長押しして切り替えます。楽器の出力に応じたモードを選べることと、どんな楽器のジャックにも接続できることは別です。物理的に収まるかも確認します。

使えるチャンネルは6つ。受信機で空いているチャンネルをスキャンした後、送信機も同じチャンネルへ合わせます。BOSSのようにドッキングだけで一組の設定が終わる方式ではありません。

付属の二股USB-Cケーブルで、送受信機を同時に充電できます。国内案内では5V・2AのUSB電源を使います。充電端子をほかの機材とそろえたい方には扱いやすい構成です。

電池時間は「送信機」と「受信機」を分けて見る

WL-20系の「最大12時間」は送信機の値です。受信機は最大約7時間なので、一組で12時間使えるという意味ではありません。

フル充電時のメーカー公称値
機種送信機受信機充電で確認すること
WL-20/WL-20L最大約12時間最大約7時間指定条件のUSB電源とMicro USBケーブル
A24最大約5時間最大約5時間二股USB-Cケーブルと5V・2A電源

実際の時間は使用状態や電池の状態で変わります。毎日短時間弾く使い方でも、充電を忘れれば途中で音が出なくなります。長い公称値だけで選ぶより、練習後に戻す場所と充電方法を決めておくと使い続けやすくなります。

無線にするのはギターからアンプやマルチの入口まで

送信機をギターへ挿し、受信機をアンプやマルチの入力へ挿します。ギター用ワイヤレスは、楽器ケーブルを使っていた区間を置き換える機材です。

ギター+送信機)))受信機+アンプ入力
送信機と受信機を一組で使います。アンプのスピーカー出力には接続しません。

アンプやマルチのBluetoothは、スマートフォンから伴奏音源を流す用途のものもあります。Bluetoothがあるだけで、ギターの音も無線入力できるとは限りません。今回の3機種も、Bluetoothイヤホンへ直接つながる製品ではありません。

エフェクターを使うなら、受信機を最初のペダルへ接続する構成から考えられます。ただし、ギター直結を前提に音が変わる一部のファズなどは、受信機を前へ入れることで挙動が変わる場合があります。そうした機材では、有線との違いやメーカーの案内も確認してください。

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音切れや遅れは、距離の数字だけでは決まらない

3機種とも2.4GHz帯を使います。自宅でも、Wi-Fiなど周辺の電波や障害物の影響を受けます。公称の伝送距離だけで、どの部屋でも途切れないとは判断できません。

  • 送受信機を近づけ、障害物の少ない状態で接続を確認します。
  • 無線ルーターなどへ密着させず、メーカー指定の手順でチャンネルを設定します。
  • 音が出ない場合は、両方の電源・電池・接続先と、楽器側の電池も確認します。
  • 有線ケーブルへ戻して、無線以外でも同じ症状が出るかを比べます。

遅延の2.3ミリ秒と5ミリ秒はメーカー公称値です。アンプの音を聴く距離や、デジタル機材を通したときの処理も関わるため、この数字だけで弾き心地の優劣までは決まりません。

ケーブルに困っていなければ、有線を続けても大丈夫

無線にすると、ケーブルの取り回しからは解放されます。その代わり、充電と送受信機の管理が増えます。今のケーブルで不便がなければ、無理に替える必要はありません。

椅子に絡むことだけが悩みなら、長さやプラグの向きで改善することもあります。まず有線で使いやすくできるかを考え、それでも身軽に弾きたいなら、楽器への適合を確かめてWL-20・WL-20L・A24から選んでください。

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機種ごとの仕様や操作は、BOSSワイヤレス解説、国内Xvive A24で確認できます。

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